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日にち:1月30日 場所:厳原町・神崎灯台

神崎行きを決めてからの天気予報は雪と風の大荒れの予報でしたが、実際は風も思ったよりは吹いていなく、良いお天気の出発でした。朝10半に入山、行き3時間、昼食をとって、帰り道2時間半で下山は夕方の5時でした。

木漏れ日が美しく、神山の原生林を透かして、海や豆酘崎が見え、明るい巨木の木立ちの中を進んで行きました。植生が少しづつ移り変わっていくのがおもしろかったです。原生林までの道にはホソバカナワラビが群生していました。

また、出世の泉なるものがあり、岩からにじみ出る水を井戸に貯めてあり、その水を飲むと出世するという謂れがあったのでした。が!実際に泉を見ると、飲む勇気が湧かないような状態でした。

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ツワブキ(キク科ツワブキ属)

海岸や海辺の山などに生える

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ヤマアイ(トウダイグサ科ヤマアイ属)

山地の林内に群生・日本最古の染料植物

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アリドオシ(アカネ科アリドオシ属)

「蟻通し」山地のやや乾いた林内に生える

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ヤブコウジ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)

「藪柑子」山地の木陰に群生する。別名「十両」

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岬の林内に多かった樹

(これがナタオレノキ?)

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海岸沿いの植生(黄金の泉の手前付近)

ヤツデ、トベラ、シャリンバイなど

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ヤブツバキ(ツバキ科ツバキ属)

木漏れ日の中の落ち椿が美しい

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ヤブツバキ(ツバキ科ツバキ属)

部分的に花が小ぶりの可愛いものが多く群生

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海岸の植生

ハマビワ、トベラ、ヤブツバキが張り付くように

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海岸の様子

風が吹き付けるので樹高が低い

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豆酘崎

いつもは豆酘崎から神崎を眺めるだけ

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神崎の岬の海岸

透明な群青の海と白波がきれいでした

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神崎灯台

菜の花と水仙の花が盛りでした

白い灯台が可愛い

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コショウノキ(ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属)

「胡椒の木」暖地の林下に生える

花は良い香り・実は辛味がある

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マンリョウ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)

「万両」暖地の林内に自生

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キクラゲ

対馬では「ミミナバ」の名もある

神崎の植生

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ウラジロガシ

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クロガネモチ?

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ハマビワ

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ウラジロガシ

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ヒメユズリハ

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マルバシャリンバイ

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イスノキ

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ヤツデ

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ホソバカナワラビ

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トベラ

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ネズミモチ

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ハマヒサカキ

岬の突端の植生は主にシャリンバイ、トベラ、ハマヒサカキ、ヤブツバキが樹高を低くして密生していました。途中の登山道にはイスノキ、ヤツデ、ネズミモチが混ざり、全体的に多かったのは、ヤブツバキ、トベラ、ハマビワ。事前に調べていなかったのではっきり分りませんでしたが、ナタオレノキが特に多いとの事。ヤブニッケイも多く見られました。

通常は3月〜4月に咲くコショウノキも開花していて、淡い良い香りがしていました。

岬の突端のキスゲの枯れ葉の上に、お弁当を広げ、春の日の様な暖かい日差しの中で昼食をとりました。楽しい良い1日となりました。