日にち:12月 場所:美津島町・厳原町
今年は暖冬でしたから、紅葉したハゼの葉が長い間楽しめました。いつもは遠くからちょっと眺めるくらいだったハゼの葉も、足を停めてよく近づいてみると、本当にきれいなグラデーションでした。千代紙のような、着物の帯のような色でした。
子供の頃、この赤い葉っぱや、茶褐色の実を集めて遊んでいると、通りがかりのおばちゃんにひどく怒られました。きれいで、すごく欲しかったのに、なんで捨てないといけないんだろう?としゅんとして家に帰りました。「ハゼにかぶれる」なんて分らなかったのでした。私はかぶれない体質みたいなんですが、弱い人は木の下を通っただけでもかゆくなるんだそうです。