日にち：2003年3月30日 場所：美津島町・厳原町
この日は朝から桜の写真を撮るためだけに出掛けました。美津島の「吹崎分校跡」毎年、春になるとここの桜を楽しみにしています。通学、通勤時、枝が赤くなる頃から蕾が開くのを、3分咲き、5分咲き、8部咲きと毎日花が開いていく過程。風が吹くたびに花が散っていくのを惜しんだり、校庭の砂地に散る花びらの儚さ。と美しさ。桜はまるで夢の中の幻の樹の様に思えます。
学校は廃校になりましたが、ここの桜を色んな人が、色んな思いで見に来られます。そんな人達と何人も会いました。
この校舎あとに道路が出来るという話を聞きました。この学校に通った子供達を見守ってきた、この桜を傷つけずに、工事をしてください。どうか、お願いします。
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吹崎分校跡の１と４の写真は同じ樹なのですが、親の樹は半分以上が枯れてしまっているのですが、腐った幹に根をはって、新しい枝が育っているのです。朽ちた大きな幹と若い花をたくさんつけた細い幹が絡まって、強さを持った大好きな樹なのです。桜の頃、是非見に行ってみてください。